• KS-1D
交流き電用
Polarity Checker

極性試験器

変成器の1次側と2次側の極性確認(極性試験)を行うための試験器です。
基本原理はキック法によります。
変成器の1次側に直流電源OFF→ONが入力されたときの変成器の2次側出力によりメーターを振らせ、振れの正負により極性を判別します。
保護継電器の変成器1次側から継電器端子まで極性の誤り無く結線されているか確認する場合、保護継電器とPT、CTを接続した状態で本試験器を並列に接続して試験することができます。
その他、ΔI型故障選択装置の変成器など、各種変成器の極性試験に使用できます。

キーワード

  • 極性(Polarity)
  • 判別(Distinction)

型式

  • KS-1D

仕様

KS-1D
基本性能
  • 保護継電器を接続した状態での3kV~220kVの計測用変成器の極性試験(PT回路)
  • 保護継電器を接続した状態での50A~1000Aの変流器の極性試験(CT回路)
  • ΔI型故障選択装置の変成器に導体を一回巻いた状態での継電器を含めた極性試験(ΔIリレー用CT回路)
スイッチの操作
  • 電源切替:AC100V~電源断~DC6Vの3段階切替
  • 入力選択:3回路切替
  • 感度切替・電源チェック:電流計の感度5段階と電池電圧チェックの切替
  • 試験:試験開始押しボタン
制御電源 AC100V 50/60HzまたはDC6V(単1乾電池4本)

ダウンロード資料

カタログ 日本語
取扱説明書 極性試験器_KS-1D
寸法図 極性試験器_KS-1D